忘水庵 つれづれ

滋賀県野洲市で裏千家茶道を愛好する自称小さな茶人の独り言

四滴茶入の扱い

四滴茶入も稽古のときに、ごくたまに替茶器として持ち出す以外なかなか使う機会がありません。

 

先生に四滴で薄茶をしてみたい、と言いましたが、あまり替茶器以外では使うことはないので、今日は四ヶ伝しなさいとのこと。

 

ざんねん…

 

とはいえ、(すっかり忘れている)扱い方の確認をさせていただきました。

先生すみません💦

 

要はどの向きに置くかで(私が)混乱してしまうのですが、

 

弦付の弦が横になる向きで置くと茶杓をのせることができます。ですので、置き合わせるとき、かざるときもその向きになります。

 

他の、水滴、油滴、手瓶については、

この弦付に対して手前に「持ち手」、向こうに「注ぎ口」があると考えて配置するとまるっと納まります😁

 

置き合わせ、かざるときも手前(正面)が「持ち手」、向こうに「注ぎ口」です。

 

茶を掬いだすときは、どの茶入も手前から手を横に広げて持ち、茶碗の横で手の向きをいつものようにするわけです。

 

そうすると弦付は弦が縦になるので、掬いだしやすいですね。他は注ぎ口が茶碗に向くようになります。

 

弦付の扱いの向きに合わせて、他の茶入の向きが決まったのではないかと愚考いたします。