忘水庵 つれづれ

滋賀県野洲市で裏千家茶道を愛好する自称小さな茶人の独り言

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

花の季節の茶事2

茶事のまとめです。 「楽しみは花の下より鼻の下」と仙涯和尚も詠んでおりますので、懐石料理から。 亭主一人ですので茶事の間は料理の写真をとる余裕がありませんでした。 汁はフキの合わせ味噌仕立。白多め、溶き辛子を落として。向付は鯛昆布締めに大徳寺…

花の季節の茶事

無事に茶事が終了。 準備がスムーズにいかず、なかなか思う物が手に入りませんでしたが、あれやこれやと悩むのもまた楽し。 世界中が感染症に翻弄されているなかで、 とりやめるか悩みましたが、幸い田舎なので感染症の拡がりも少なく、対策を講じながら決行…

茶事の準備:露地の掃除

露地の掃除です。 といってもベランダです。 ベランダをちょっと和風な感じにして、蹲の代わりとして鉢を置いています。 そして水が流れる場所を囲み、庭の玉竜が増えてきたのでちっちゃなシダと一緒にアレンジ。 蹲の後ろには鉢植えの緑を添える予定。ベラ…

竹を切る(蓋置、灰吹をつくる)

三連休初日、いよいよ春だ!とわくわくするような良いお天気、過ごしやすい気候。 今日は午後から時間がとれたので、竹を切りに行ってきました。 茶事直前に行ければ一番よいのですが、保険のため時間のあるときに準備しておきます。冷凍保存 一年目の竹は割…

茶事の準備

予定は3月末か4月初頭で調整中。 まずは心の準備。 最近、エネルギーを持て余し気味なので、まずは落ち着こう。 お道具選びといっても数少ない手持ちのものの中から組み合わせるしかないので、悩むような悩まないような…。 そして食材。特別な材料は京都あ…

春のお茶会

久しぶりの楽しいイベントです。 先生の先生(私にとっては大先生)の稽古場で、お弟子さんの発表?の場として釜をかけておられるのですが、今日はそのお茶会(薄茶席)の日でした。 席主は女性の方がつとめられました。 私が入ったお席では、席主と同じ大先生の…

露地笠:降らずとも傘の用意(利休七則より)

念願の露地笠を手に入れることができました✨ 利休七則にもある、降らずとも傘の用意。 我が家で茶事をしようとすると、ベランダに面した一室を待合にして、ベランダへ出て蹲をつかい、掃き出し窓から隣の茶室へ席入りとなります。 お客様に濡れずに席入りし…

楽茶碗の使いはじめ

新しく楽茶碗を手にいれました。楽入さんのもの。 先生の稽古場で使って以来、欲しいな~と思っていた作家さん。 せっかく手に入れた茶碗ですが、すぐにはおいしくお茶をのむことができません。 低い温度で焼かれる楽茶碗の使いはじめは、とても土臭いです。…

左遠山(逆勝手)をつくる

灰形の稽古に行ってまいりました。 いくつか灰形を作ったあと、最後に逆勝手の遠山を作ってみました。 本勝手の遠山はよく練習するのですが、逆はあまりしないので、出来上がりのイメージがはっきりとらえられず頭で考えながらの作業となりました。 先生は膝…

少人数での楽しみを

なんということでしょう。 3月に引き続き、4月の研究会も中止にするようにと、お家元様、総本部からのご指示があったとのこと。 最近の私は、お茶(のイベント)不足を痛感しております。連日の感染症ニュースを受け、大人数の集まりが中止になるのは仕方の…

二文字押切(灰形)がきれいにできました

今日は自分でも不思議なほど穏やかな心で灰に向き合えました。 いつも何かしら雑念が入ってきて、先日の二文字押切は少し落ち着かないキレのない出来になってしまいました。 前の斜面も山の稜線もキリッとして、今までで一番の出来だわと自画自賛。 そのとき…

全国大会も危機

マイナス思考にはなりたくないけれど。 今度は全国大会もどうなるかという状況に…。 5月に開催される(予定)の青年部の全国大会は実に10年ぶりということで。 坐忘斎お家元と鵬雲斎大宗匠おふたりの講演に、千家十職である黒田正玄さん、土田友湖さんの対談…

お茶でもイベント中止

つらい。 非常につらいです。 3月に予定されていた茶道関係のイベントも次々に中止が発表されています。 感染症の影響で仕方ないのですが…。 予定の空いた週末、自宅で稽古すればよいのですが、道具が並べてあってもなかなかやる気になれないのは、やはりお…

木瓜の花

たまに立ち寄るホームセンターで木瓜の鉢植えを見つけて買ってしまいました。 3色ありましたが、紅や白よりも、少しオレンジがかったピンクの花がかわいくて選びました。 いま住んでいるところは小さな庭があるので鉢植えをたくさん並べられるので嬉しいで…