今日は自分でも不思議なほど穏やかな心で灰に向き合えました。
いつも何かしら雑念が入ってきて、先日の二文字押切は少し落ち着かないキレのない出来になってしまいました。
前の斜面も山の稜線もキリッとして、今までで一番の出来だわと自画自賛。
そのときの心が現れてしまうので、それをコントロールするのが稽古なのかなと思わされました。
さて、下火を入れ、茶事の進行のつもりで時間を見て、下火のたち具合、初炭からの湯の沸き具合の確認です。
下火での湯の沸き方が少し遅いのに気付き、これでは茶事では湯が沸かないかも💦
心配になって覗いてみると、なんと底が浅いことが判明。
あと数ミリなんですが、釜の底と炭が離れすぎておりました。底の深さに意識がいってなかったのです。
灰形がきれいに出来たと浮かれていたらこの様😭
茶の湯とはただ湯を沸かし茶をたててのむばかりなるものと知るべし(利休百首)
そのお湯をちょうどよいタイミングでちょうどよい温度にできるように、精進の日々が続きます。
まだまだ道は遠く長く続いていきます。