研究会へ行ってきました。
今日の科目は炭所望と重茶碗。
風炉ですので、炭所望は初炭となります。
業躰先生のお話のなかで一番印象に残った(刻まれた)のは「大人の事情」。
風炉のとき、入れられた炭を拝見するのは後炭のときです。
業躰先生いわく…
風炉の茶事では懐石のあと炭手前となるので下火が落ちてしまっている可能性がある。
初炭で風炉中拝見すると真っ黒な炭を見せて亭主に恥をかかせるかもしれない。
そのような大人の事情から裏千家では風炉中拝見は後炭のときにするようになった。
表千家さんでは灰形の乱れていない、初炭のときに風炉中拝見をするそうです。
…そうですか。そんな大人の事情があったんですね…😅