忘水庵 つれづれ

滋賀県野洲市で裏千家茶道を愛好する自称小さな茶人の独り言

名水点と各服の時代

今月のオンライン茶道学は名水点の点前でした。

 

最近、台子の点前にハマっていましたが、名水点もおさらいしておきたいところです。

 

さて講義の最後には、初めに名水をいただくところを、各服にする工夫が紹介されておりました。

 

コロナが流行りはじめた最初の夏に、茶事をしようと思い、名水点のつもりで準備しかけて、愕然としたことを思い出しました。

 

濃茶は各服のつもりでしたが、名水をどのようにお出しすればよいのか…。

 

利休様の考えたお点前を勝手に変えるなど許されることではない…と諦めた覚えがあります。

 

名水を各服でお出しするにしても、その茶碗を出したり、飲んだあと清めたりするのに、やはり茶事では扱いにくいもの、あるいは水屋の手伝い無しにはできないことのようにも思います。

 

私としては、今は無理せず名水点の茶事は先送りに…😅


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