忘水庵 つれづれ

滋賀県野洲市で裏千家茶道を愛好する自称小さな茶人の独り言

茶道に求めるのはコミュニケーション

今年ももう3分の2が過ぎようとしています。


感染症の影響で稽古自粛の時期があったり、茶会や研究会も中止になったりと、お茶仲間と楽しく過ごす時間が圧倒的に少なくなっております。


家で自主稽古をしたり、茶事計画を立てたりするとき、やはり考えていて楽しいのは誰とどんな状況でどのような会話、やり取りをするのかということ。


自分にとってお茶の何が魅力かというと、同じ茶道を愛好する仲間と過ごす時間、心の交流。


茶道具も然ることながら、コミュニケーションが楽しくて長年続けていたんだなと再確認。



先程、テレビの番組の中で、人間にとってコミュニケーションは命にかかわるというようなことを言っておりました。


栄養や環境を整えても、コミュニケーションを全くとらずに赤ちゃんを育てると2歳までに亡くなるとか。


私も知人との会話で、リモート茶道教室がいいんじゃないかと話が出たことがありましたが、直接会えないならリモートでもコミュニケーションをとりたいという欲求の現れでしょうか。


でもやはり、早く同じ空間でひとときを楽しめる世の中になって欲しいものです。