忘水庵 つれづれ

滋賀県野洲市で裏千家茶道を愛好する自称小さな茶人の独り言

中置の茶事の記録

お粗末な茶事となってしまいましたが、気を取り直して、覚えているうちにまとめを。

 

せっかくの10月の茶事なので中置に。もちろん向山灰にて。こんなチャンスなかなか無いですもんね。

 

蓋置と灰吹には半枯れ竹を。

半枯れ竹を使いたかったら仕込みが必要、という話になって。自前の竹藪のある人ならいいんですがね…。

 

半枯れ竹の蓋置を使うのは「侘」なので中置で広間といえど柄杓を引くときに音はさせないと習いました。

 

 

花は撮り忘れて片付けてしまいましたが、秋明菊と突抜忍冬。

 

主菓子も菊です。梅元老舗さんの万寿菊。


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干菓子はお取り寄せで、半田の松華堂さんから。

吹き寄せです。



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水屋で撮ったので周りのあれこれが…😓

 

 

まずは食い気。

懐石料理も忘れず撮っておこうと水屋でパシャリ。

汁は栗です。向付はホタテに、スダチと出汁で作った酸味ベースのタレを。

中国による日本産海産物の輸入禁止措置のため、お偉いさんが、ホタテ1人5粒消費しろとかなんとか。ちょっと貢献してみました。


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煮物椀は真薯に芽れんそう🌱、しめじ、菊花。


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焼物は金目鯛の松笠焼き。そろそろ写真撮り忘れ。

預け鉢には秋の野菜の炊いたん。全て丸くなってしまったわ…。残り物で再現😏


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もう一つの預け鉢はほうれん草と菊花のお浸し。

小吸物にはぶどうを。

八寸は黄身の味噌漬けと焼き長芋。

いずれも写真は無しです。