忘水庵 つれづれ

滋賀県野洲市で裏千家茶道を愛好する自称小さな茶人の独り言

灰に番茶は必要か

3連休カンカン照りになって欲しいと言って友人のヒンシュクをかった私ですが😁


晴れてよかったとこの時ばかりは思います。
それにしても暑い💦
首に巻くタイプの保冷剤を活用しながら灰を揉んで乾かして。


さてこの灰作りの工程で以前から疑問に思っていることがあります。


灰に番茶をかけるというところ。


もちろんかけなくても良いという人もいますので、そういうものなのでしょうか。


私が懐疑的なのは、灰に色を付けるためという理由。


あの利休さんが!
あれだけ合理的に物事を考える利休さんが、そんなズルいこと考えるはずがない。
(当時、灰にかけてしまえるほどお茶が容易く手にはいったとも思えない)


灰なんて、火をいれれば色が付くもの。長年使い込んだ灰だからこその色があったのではないかと。


ただ、最近ちょっと気になる点がでてきまして。


番茶や焙じ茶のタンニン含有量は、煎茶に比べて多いということ(それぞれ一般的な淹れ方をした場合)。


現代の私たちは炭を使うことがほとんどないので、日常生活に灰を利用するとこもありません。


昔の人には、灰を肥料に、灰汁を洗剤や染色にと様々な利用法があったようです。


草木灰にはさまざまな塩類(ミネラル)が含まれているので、それとタンニンが結合することで、粒子の大きさや粘り気として何か影響があるのではないのか、とも考えられるのですが如何せん知識不足。






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稽古日
第2、4土曜日
13時~ 3時間程度
(午前中がよい方はご相談ください)

月謝 4000円(水屋料含む)
単発コースの方は一回2000円

滋賀県野洲市小篠原
JR野洲駅より徒歩10分
アル・プラザ野洲店さまそば


問い合わせ、無料体験申し込みは
メールにて承っております。
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wasuremizu-chanoyu@yahoo.co.jp

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