忘水庵 つれづれ

滋賀県野洲市で裏千家茶道を愛好する自称小さな茶人の独り言

端午の茶事:大人の一人遊び

自粛生活で稽古も茶会もなく、茶友を招くこともできず、一人茶事遊び。


待合には伊勢物語より東下りの絵を。
第2段落
富士の山を見れば五月のつごもりに雪いと白う降れり。
時知らぬ 山は富士の嶺(ね) いつとてか
鹿の子まだらに 雪の降るらむ


懐石料理は若干手抜き。ま、自分で食べるだけなので。
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汁はアボカド。赤8白2の合わせ味噌。
向付は鯉の洗い。龍になる前に食べてしまいました。

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一汁三菜目指して、しんじょを大降りにしたら、煮物椀と焼き物でいい感じにお腹は満足するかも。

炭手前の後は菓子。
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これは地元の和菓子屋さん。
いつもお世話になっている梅元老舗さんの「若ぼたん」です。キレイで繊細な細工。