忘水庵 つれづれ

滋賀県野洲市で裏千家茶道を愛好する自称小さな茶人の独り言

釜の音、聞いてます

いよいよ風炉の季節がやってきます。
(我が家では年中使いますが)


灰形の稽古かたがた、炭の加減を学びつつ、釜の音の変化を楽しんでおります。


キュー…とかチューという音、チョッチョッという音、ジー…、シュー…音がだんだん変わって美味しい音になっていくのです。


昔の人ってよく聴いていたんですね。


のんびりと明々とした炭を見るのは癒されるぅ。


でもいつまでものんびりしてるわけにはいかない。


下火の大きさ(時間が経つと崩れてくる)と位置、継いだ炭との位置関係と炎の上がり方、上がる方向をじっと見つめて。


どんな下火からでも火をおこせるように。
研究中。


ところで都忘れの花がなかなか咲きません。
もう春が終わっちゃうよ。そろそろシーズンだよ。
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