忘水庵 つれづれ

滋賀県野洲市で裏千家茶道を愛好する自称小さな茶人の独り言

無喜亦無憂

なかなか見られずにいたオンライン茶道学。お家元の講話。



その後ろに掛けられていたお軸には、
「無喜亦無憂」の文字。



これ、私にとってはとてもとても大切な言葉………の続きの言葉なので、心臓のあたりがズキズキ…。



心は万境に随って転ず、転ずる処実に能く幽なり。流れに随って性を認得せば、喜も無く亦憂も無し。



まあ、なかなか性を認得するところなんて行くことはできず、喜も無く憂いも無しにはならないのですが。



万境にしたがってコロコロ転がってしまうこと多々あり。
それでもこれから先も、この言葉のことを考えて生きていきたいな、とこっそり誓うのでありました。